こんにちは!抱っこ紐の専門家の活動サポートをする黒子、ハグミノです。
だっこの学校で新しくはじめる「ベビーウェアリングコンサルタントコミュニティ」をInstagramやライン公式でお知らせしました。
ここ1〜2週間、サイトを作ったり、申込後の流れを作ったりと、がんばって準備していたので、オープンにするのはちょっとだけ緊張しました。
Babywearing Consultantに向けた場所
「抱っこ紐の専門家」は、そもそも日本にはまだまだ少数。地域に1人、には届かないのが現状です。
その中でもさらに少数の、ドイツや海外のBabywearingを学んで活動するベビーウェアリングコンサルタントを対象にしたコミュニティ。
これまでその資格を取得したりセミナーに参加した人は、ざっと200〜300人程度かな?と思います。
もともとの自分の専門職にその学びを活かして活動している人はたくさんいると思います。一方で、「だっこおんぶ講座」などBabywearing活動を展開、継続している人となるとぐっと減ってくるでしょう。
最近では資格を更新せず活動から離れている人も増えてきています。
せっかく学んだ知識や技術を、長く専門職で活かしたり、活動を続けてほしい。そのためには、専門家が集う場所が必要だと思っています。
ここにピンときてつながっていただける方とは、きっと同じ気持ちを共有しあえるいい仲間になる、そんな気がしているので、これからの出会いが楽しみです。
色を知って受けとめあう
今でこそ、抱っこ紐の専門家の活動サポートをメインにしている私ですが、コロナ禍前までは、抱っこ紐の専門家として子育て支援現場でバリバリ活動をしていました。
養育者向けだけでなく、全国やオンラインでの専門職向けセミナーも開催し、「ベビーウェアリング」というものと、ずっと向き合い続けてきた8年間。
なんだか、ベビーウェアリングの解釈って、いろんなところで違いがあって、子育て支援者はもちろん、ベビーウェアリングを学んだ専門家であっても、その違いを俯瞰して、整理して捉えていることは少ないのではないかと感じてきました。違いがある、という視点で、「そもそもベビーウェアリングとは?」ということに踏み込んで教わる場所もないと思うんですよね。
茶道には裏千家、表千家があったり、
教育だったら、モンテッソーリ教育とか、シュタイナー教育とか、イエナプラン、サドベリー、、、いろんな教育がある。
それぞれ違いがあって、違いや特徴を知って選択するという側面があるように、ベビーウェアリングに関しても、ちゃんと違いを知って理解した上でそれぞれの専門家が活動することが今必要な気がしています。
分断したいわけでも、対立したいわけでもなく、違いを知って受けとめあっていきたい。
「垣根を超えて手を繋ぐ」
ということを心に掲げてたくさんのセミナーを開催してきたし、今もその気持ちの根本は変わらないですが、いろんな抱っこ紐、いろんなだっこ理論がますます増えていく中で、今一度、それぞれの色を知る、ということが大切なのではないかと感じています。
そうすることが、養育者のだっこや抱っこ紐の悩み、抱っこ紐の購入後悔や抱っこ紐難民を減らすと思うし、活動する側も、自分がやりたい支援が続けていけると思うのです。
そんな気持ちもあって、だっこの学校では、「ベビーウェアリングとは」を俯瞰して知るところから学習がスタートします。
そして、日本で学べるベビーウェアリング関連の講座は参加しまくり学びまくってきて、私自身が最も腑に落ちて学ぶことができたのがドイツや海外のBabywearing理論なので、それを軸に学習を進めていきます。
というわけで、今回はじめるコミュニティも、ドイツや海外のBabywearingを学んだ専門家向けの場にしていくことにしました。
赤ちゃんの姿勢や抱っこ紐を扱う考え方が同じ視点の仲間が集い、活動や思いをシェアしたり、知識技術を磨き、活動のモチベーションを充電できるような、ベースキャンプのような場づくりをしていきたい。
そして、パパママたちに伝えたいことをシンプルに伝えながら、充実した活動がおくれるベビーウェアリングコンサルタントが1人でも多くなって、長く活動を続けてくれるといいなと思っています。
じっくりゆっくり続けていきます
ベビーウェアリングコンサルタントという、なんともピンポイントな仲間たちに向けたコミュニティ。
ひとり、またひとりと、きっとゆっくりペースになりますが、じわりじわりと続けていきたいと思います!
ベビーウェアリング・アドバイザーや、Die Trageschule®︎を修了した方、海外のBabywearing Schoolを修了し活動している方、つながっていきましょう^^/
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