ドイツのBabywearing(だっこおんぶ理論)視点で紹介する抱っこ紐分類

実用だっこ学

今日もだっこの学校で学ぶ「実用だっこ学」テキストリニューアル作業中!

実用だっこ学とは、だっこの学校で学ぶ基礎理論で、ドイツのBabywearing理論(だっこおんぶや抱っこ紐の専門分野)を軸にした学習内容のことです。

実用だっこ学 各章の内容

序章 Babywearingとは
第1章 だっこと親子のからだ
第2章 だっこと親子のこころ
第3章 発達を詳しく知る
第4章 抱っこ紐を知る
第5章 抱っこ紐を考える
第6章 発達と抱っこ紐

第4章、第5章では抱っこ紐を源流から知り、専門家としてどんなタイプを扱っていくのか自分のスタンスを考えていきます。そしてその最後に、いざ現場で養育者の相談に乗る時に、もっとシンプルに「抱っこ紐」という道具の選択肢を紹介できるような「Babywearing視点での分類」を学びます。

ドイツのbabywearing視点で紹介する抱っこ紐分類

「Babywearing視点での分類」は、ドイツのBabywearing視点で、赤ちゃんにも安全で親子に心地よいだっこやおんぶができる抱っこ紐おんぶ紐のみをタイプごとに紹介していく、だっこの学校オリジナルのもの。

「Babywearing視点での分類」から選べば、「そもそもこのタイプだと赤ちゃんの発達に合わせただっこおんぶができない」ということはなく、親子のサイズや用途に合うか、そして使う大人がストレスなく使える構造か、という視点から選べばよくなるわけです。(選ぶには専門家立ち会いのもと試着が必要。)

何をどうピックアップして、どんな分類にしていくか。抱っこ紐75社250種類以上の研究をしてきた視点と経験をフル活用!!

①一枚布タイプ
②成形タイプ
③使い方限定タイプ

という大きな枠ができ、さらにそれぞれのタイプを紹介していく小さな枠ができてきました。

なぜこの分け方になるのか、それぞれのタイプの特徴や意味は、実用だっこ学第3章までにBabywearingのベースを学び、第4章で抱っこ紐について詳しく知った上で理解していく内容になっています。

「抱っこ紐」が「福祉用具」「医療用具」として扱われていくように

抱っこ紐は「雑貨」扱いになることが多いですが、赤ちゃんの心と体の発達、大人の育児負担感の軽減に関わる専門的な道具です。

調べてみると「医療機器」には、「身体へ与える影響が少ない救急絆創膏のようなものから、身体への影響が非常に大きなペースメーカーまで含まれます。」とのこと。(内閣府サイトより)

やっぱり抱っこ紐も、「福祉用具」や「医療用具」として扱われるべき道具だと私は感じます。

抱っこ紐について発信している子育て支援者さんや販売員さん、抱っこ紐を開発する個人やメーカーさんに、「専門分野としての抱っこ紐」の基礎知識を持ってほしいです。

そのためにも、もっと身近にドイツのBabywearing理論が学べるように、私ができることをやっていきたいと思います。

テキストリニューアル、引き続きがんばろ〜!

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